ナチスの手口と安倍政権

7月29日の麻生太郎副総理兼財務相の

「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。
誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」

との発言が物議を醸しています。
「ナチスの手口に学ぶ」というのは、単なる麻生氏個人の失言にとどまらない、
今の政権の本質を示唆するものであると思います。

ナチスは、ワイマール憲法を改正することなく、全権委任法を「合法的」に成立させ、
憲法を骨抜きにする独裁政権を樹立しました。

今安倍政権が行おうとしているのは、明文改憲をする前に、
憲法の解釈変更や国家安全保障基本法によって集団的自衛権を認めることで事実上憲法9条を骨抜きにし、
秘密保全法によって表現の自由、取材の自由の規制を認めることで事実上憲法21条を骨抜きにするということです。

麻生氏がナチスの手口から学ぶのであれば、
私たちが改めて学ぶべきは、つい80年前に、
なぜ善良なドイツ国民がナチスに心酔し、独裁を許し、破滅への道を選択したのか、
ということであろうと思います。(今泉)
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