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2016年9条の会総会を行います!

今年の総会では、講談師の神田香織さんをお招きして、「はだしのゲン」の講談を行っていただきます。
ぜひご参加下さい。
2016年9条の会総会のお知らせ
2016年9条の会総会申込書&地図
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10月1日シネマカフェ開催します!

日時:10月1日午後2時~4時ころまで
場所:東京法律事務所
内容:
・沖縄の新聞記者の日常をとらえたドキュメンタリーをスクリーン上映します。
・米軍ヘリパッドの建設が強行されている沖縄・高江の現地を訪問した青龍美和子弁護士から報告をします。
・要申し込み、先着20名です。03-3355-0611までお電話ください。

https://www.facebook.com/events/1761352700801663/

シネマカフェ実施!(4月2日)

第1回シネマカフェを実施しました!

「チャップリンの独裁者」をみなで観ました。

index_topimage.jpg

ナチスの台頭に対し、チャップリンが命を懸けて世界に放ったメッセージ。
全く色あせないどころか、今まさに心に響く。

08.jpg


“In the name of democracy, let us all unite!”
民主主義のために、いまこそ団結しよう!!


【演説全文】
I'm sorry but I don't want to be an Emperor. That's not my business.
I don't want to rule or conquer anyone.
I should like to help everyone if possible, Jew, gentile, black man, white.

申し訳ない 私は皇帝になりたくない
支配はしたくない
できれば援助したい ユダヤ人も黒人も白人も

We all want to help one another, human beings are like that.
We all want to live by each other's happiness, not by each other's misery. We don't want to hate and despise one another.
In this world there is room for everyone and the earth is rich and can provide for everyone.

人類はお互いに助け合うべきである
他人の幸福を念願として お互いに憎しみあったりしてはならない
世界には全人類を養う富がある

The way of life can be free and beautiful. But we have lost the way.
Greed has poisoned men's souls has barricaded the world with hate, has goose-stepped us into misery and bloodshed.

人生は自由で楽しいはずであるのに
貧欲が人類を毒し 憎悪をもたらし 悲劇と流血を招いた

We have developed speed but we have shut ourselves in, machinery that gives abundance has left us in want.
Our knowledge has made us cynical, our cleverness hard and unkind.

スピードも意思を通じさせず 機械は貧富の差を作り
知識をえて人類は懐疑的になった

We think too much and feel too little,
more than machinery we need humanity,
more than cleverness we need kindness and gentleness,
without these qualities, life will be violent and all will be lost.

思想だけがあって感情がなく
人間性が失われた
知識より思いやりが必要である
思いやりがないと暴力だけが残る

The aeroplane and the radio have brought us closer together.
The very nature of these inventions cries out for the goodness in men, cries out for universal brotherhood for the unity of us all.
Even now my voice is reaching millions throughout the world, millions of despairing men, women and little children,
victims of a system that makes men torture and imprison innocent people.
To those who can hear me, I say "Do not despair".

航空機とラジオは我々を接近させ
人類の良心に呼びかけて 世界をひとつにする力がある
私の声は全世界に伝わり 失意の人々にも届いている
これらの人々は罪なくして苦しんでいる
人々よ 失望してはならない

The misery that is now upon us is but the passing of greed,
the bitterness of men who fear the way of human progress,
the hate of men will pass and dictators die,
and the power they took from the people will return to the people,
and so long as men die, liberty will never perish.

貧欲はやがて姿を消し
恐怖もやがて消え去り
独裁者は死に絶える
大衆は再び権力を取り戻し
自由は決して失われぬ!

Soldiers, Don't give yourselves to brutes,
men who despise you and enslave you - who regiment your lives,
tell you what to do, what to think and what to feel,
who drill you, diet you, treat you as cattle, as cannon fodder.

兵士諸君 犠牲になるな
独裁者の奴隷になるな!
彼等は諸君を欺き
犠牲を強いて家畜の様に追い回している!

Don't give yourselves to these unnatural men, machine men, with machine minds and machine hearts.
You are not machines. You are not cattle.
You are men.
You have the love of humanity in your hearts.
You don't hate, only the unloved hate. Only the unloved and the unnatural.
Soldiers! Don't fight for slavery, fight for liberty.

彼等は人間ではない! 心も頭も機械に等しい!
諸君は機械ではない!
人間だ!
心に愛を抱いてる
愛を知らぬ者だけが憎み合うのだ!
独裁を排し 自由の為に戦え!

In the seventeenth chapter of Saint Luke it is written "the kingdom of God is within man" -
not one man, nor a group of men - but in all men - in you, the people.

"神の王国は人間の中にある"
すべての人間の中に! 諸君の中に!

You the people have the power, the power to create machines, the power to create happiness.
You the people have the power to make life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure.

諸君は幸福を生み出す力を持っている
人生は美しく 自由であり すばらしいものだ!

Then in the name of democracy let's use that power - let us all unite.
Let us fight for a new world,
a decent world that will give men a chance to work, that will give you the future and old age and security.

諸君の力を民主主義の為に集結しよう!
よき世界の為に戦おう!
青年に希望を与え 老人に保障を与えよう

By the promise of these things, brutes have risen to power, but they lie.
They do not fulfil their promise, they never will.
Dictators free themselves but they enslave the people.

独裁者も同じ約束をした
だが彼らは約束を守らない!
彼らの野心を満し 大衆を奴隷にした!

Now let us fight to fulfil that promise.
Let us fight to free the world, to do away with national barriers, do away with greed, with hate and intolerance.
Let us fight for a world of reason, a world where science and progress will lead to all men's happiness.
Soldiers! In the name of democracy, let us all unite!

戦おう 約束を果す為に!
世界に自由をもたらし 国境を取除き 貧欲と憎悪を追放しよう!
良心の為に戦おう 文化の進歩が全人類を幸福に導くように
兵士諸君 民主主義の為に団結しよう!

Hannah, can you hear me?
Wherever you are, look up Hannah.

ハンナ 聞こえるかい
元気をお出し

The clouds are lifting, the sun is breaking through.
We are coming out of the darkness into the light.
We are coming into a new world.
A kind new world where men will rise above their hate, their greed and their brutality.

ご覧 暗い雲が消え去った 太陽が輝いてる
明るい光がさし始めた
新しい世界が開けてきた
人類は貧欲と憎悪と暴力を克服したのだ

Look up Hannah.
The soul of man has been given wings - and at last he is beginning to fly.
He is flying into the rainbow - into the light of hope, into the future,
the glorious future that belongs to you, to me, and to all of us.
Look up hunna. Look up.

人間の魂は翼を与えられていた やっと飛び始めた
虹の中に飛び始めた 希望に輝く未来に向かって
輝かしい未来が君にも私にもやって来る 我々すべてに!
ハンナ 元気をお出し!

※http://www.geocities.jp/ryunk/contents/chaplin/last_speech.htmlより引用

次回シネマカフェは10月1日の予定です。

敗戦前後(高田昭治)

敗 戦 前 後
                               高 田 昭 治
 
わたしは1937年生まれで、77歳になります。

当時、満州国と言っていましたが、わたしはそこで生まれ、父がその満州国の逓信省に勤めていた関係で、当時の新京市(現在の長春市)洪凞街というところにあった官舎に住んでいました。第2次世界大戦に入って2年目の1943年に、近くの春光国民学校(現在の小学校にあたる)に入学しました。この学校は日本人だけが入れる公立の学校だったのです。幼い自分は、日本ではない国で、日本人が我が物顔にふるまい、日本人だけの学校に入るということに全く疑問を持っていませんでした。

思い出すのは、物資不足がだんだんひどくなってきて、スケート靴がくじ引きの配給となり、それにあたった生徒はわずかで、ほとんどの生徒は、冬はスケートリンクになる運動場に椅子などを持ち出してきて、それを滑らせながら遊んだりしていたことです。また、生徒たちを二つのグループに分けての、戦争ごっこ・模擬戦闘を行わせると行った軍事教育です。

そうこうしているうちに1945年の8月になり、ソ連が参戦して侵攻してきたというので、急にあわただしくなりました。父は招集されて通化というところに行き、残された官舎の人々は、上からの命令で疎開することになり、慌ただしく行った先は、奉天(現在の瀋陽)というところで、駅近くのホテルが避難先になっていました。疎開するときは、母は女手一つで自分と弟を連れて大変な苦労をしたと聞いています。

食事は薄いコウリャンのおかゆで、ほとんど皆が下痢状態になりました。7歳年下の弟は、やっと歩けるようになっていたのですが、栄養失調状態の中で、歩けなくなってしまいました。弟はその後医者も見放すほど弱っていましたが、なんとか回復しました。現在は郷里で元気でやっています。ただ、戦後にもう一人の弟が生まれたのですが、母親が栄養不良状態で、最初から弱く、まもなく死んでしまいました。

8月15日は放送を聞くという手段もなく、ホテルの階段の踊り場にぽっダム宣言受諾のことを記したお知らせが張り出され、それを見て涙を流している人もいたことを覚えています。自分は、もちろんその内容を知ることはなく、なにがあったのだろうと思ったのですが、あとから「あれは戦争が終わったという告示だったのだよ」と教えてもらったわけです。その奉天のホテルにいても先行きが見えないということで、いったん、新京に戻ることになり、やっと汽車に乗ることができ、南新京駅というところで下車して、とぼとぼ歩いているところに、一足先に除隊していた父が迎えに来てくれたときは、やっと助かったといううれしさでした。あとから聞いたころによると、父も危うくシベリア送りになるところだったそうです。

進駐してきたソ連兵には程度のわるいものもいて、女性は顔に墨を塗ったり大変苦労したようです。わが家にもソ連兵がやってきて、腕時計を出せなどとやられたこともありました。春光国民学校はソ連軍の宿舎になり、学校は生徒たちの家を回り持ちで細々と続いていました。それも長い間ではなく、学校は不審火で火事となり、ソ連兵は撤退したので、焼け跡の建物の一部を使っての学校再開となりました。

日本人は一斉に失業状態に成り、わが家も道ばたに露店を出したり、なんとか細々と暮らしていました。とにかく、食べることが毎日の課題でした。その年の冬は石炭も入手困難になり、水道も止まって戸外の井戸から水を汲み上げなければならず、寒さで井戸の周囲は凍って、それこそ水くみも命がけという状況でした。

そして敗戦1年後の1946年8月にコロ島経由で日本への引き揚げとなるのですが、この時の思い出も重たいものがあります。この敗戦の前後から、もう少し大きくなるまでの悲惨な記憶が、自分の原点となったと思っています。民衆を苦しみに追いやる戦争を起こさせてはなりません。最近の安部内閣の動きには危険なものを感じます。憲法9条を守ると言う大きな運動で、おかしな動きを封じていきましょう。



日本国憲法(渡辺和子)

                                    
【日本国憲法】 
新制中学3年生の社会科の時間に、緑色の表紙の「日本国憲法」が配られ、それを暗記するように言われた時、ちゃんとここに書いてあるのに「どうして覚えなくてはいけないのか?」とその先生の気が知れないとイヤになりました。今は亡きその先生の「新憲法」を手にした喜びをひしひしと思い、高齢、要介護の身で行動は出来ませんが、話すことは出来るので、「9条の会」の一員として語りかけることを続けています。

【黒塗り教科書】
国民学校に入学し、日本は「神の国」と教えられて真面目に信じていた子供が、敗戦で今まで教えられたことは間違いだと墨を塗らされた時のショックは大変なものでした。人の言うことを自分で確かめなければいられない人間になりました。
(学童疎開のこと、焼夷弾の落ちる中を逃げたこと、ひもじかったことなど色々ありますが、目が思うようではなくかけないのが残念です)

渡 辺 和 子       
 
プロフィール

Author:東京法律事務所憲法9条の会

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